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魂宮時

舞樂 30

「エンドゲイニング」

いやぁ~ブログの更新年始から滞っていました^^;

何分一つの事に没頭してしまうたちは昔から変わらず...

先日に自作の舞踊作品「0=」の発表がありましてそちらに頭も体も行っておりました。

僕的には発展型のおもしろい作品になったと思います。

お客はどう感じたかわかりませんけど...?(今後どのように変化していくのでしょう?)

まぁ自由なる発想の場”芸術”ですから何をやってもいいわけですから気にせず事を完了してきたわけです。

自由であればあるほど秩序が生まれてくるわけでおのずと作品や身体性に筋が通ってくるものです。

自由と無法の違いはそこにあるようです!

ですから「お客に喜んでもらうもの」を創作の過程から意識したものではなく自分本位に創作を楽し

み舞台でそれを分かち合うことは当初の目標として達成された気がします。

しかし、稽古の時に散々気をつけていたエンドゲイニングに自ら陥ったことに悔しさが残る...


エンドゲイニングとは最終目的を獲得しようとし最終目的までのプロセスを感覚していない身体状態

で内的束縛から身体も緊張状態に陥ることです。

(例:腕の上げ下げだと上げた状態から下がるまでの間、下がった状態から上がるまでの間の無意識の領域にある身体の働きを感覚出来ていないということ)

そんな状態なので終わってからあれ腰が痛いなぁ~なんて体に無理な動きを無意識にとった証拠があ

らわれる。

身体を「今」というその瞬間瞬間に聴いてないからこんなことになる。

まだまだ未熟であると思い知る...(><;)

by newflavor | 2011-02-25 07:17
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