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魂宮時

舞樂 13

今回はチョット宣伝を!
個人レッスンやワークショップなどを行っておりますので、ご興味のある方は是非ご連絡を!


<プライベートレッスン>

道體術-「動く身体、動かす體、動ける殻だ」はバランス(中庸)をテーマに身体理論と運動法(姿勢法や動作法)を、お伝えしています。自分の身体がどのように動くのか?またどれほど動かないのか?を探りながら運動を行い、どのような仕組みや働きによって人体は健康(全てのシステムが円滑に働き、エネルギーが循環している状態)に動けているのか自分の體を確認し、具合の悪い所がないように動きの癖をほどき、骨格や筋膜の歪を改善と再建築させると同時に個性と感性を開発していく身体感覚の体育プログラムです。心身不調の改善やスポーツや身体表現の技術向上など得られます。

主な効果:

體の余分な力みや緊張感からの解放。

體の歪みの改善、姿勢がよくなる。

呼吸が楽に深くできるようになる。

體の働きがよくなり、自然治癒力の向上。

バランス感覚や柔軟性、體の機動性が向上する。

動きの芸術性が広がり、スムーズで美しい動きになる。

自分で心身の調子を整えられるようになる。

心身に余裕が出来、物事を柔軟に考え想像力も豊かになる。

疲れやストレスに対して上手く対処できるようになる。

精神的不安を癒し前向きな気持ちになれる。




平日11:00~20:00/水曜のみ17:00までの完全予約制(1Lesson-1h)
月謝制¥24,000-(1ヶ月上限8回)/1回のみ体験Lesson¥6,000-(初回者のみ)

名古屋市中区錦2丁目10-26水野ビル4Fスタジオスペース「空」

お問合わせ:n.f.e@apost.plala.or.jp

# by newflavor | 2010-09-17 11:56

舞樂 12

「健康」

人の體をケアしていて健康とはいったいどんな状態なのか?考えてみました。
これは誰もが望む人生の永遠のテーマになるでしょうし、個人レベルではそれぞれに求める度合いは異なることでしょう。
僕の考える健康とは、生まれもって備わった體のシステムが円滑に働き、エネルギーが循環している状態を示すものと考え、それを0(ゼロ)地点と考えています。
體は向き合い方しだいで、-にも+にも向います。
幸い至って元気で、大きな病気を経験したこともない、まだまだ未熟な僕では健康について語るなんて経験不足と言われるかもしれません。
ましてや分けられない曖昧な一つのものである自然物の體を分かるなんて、本当は出来ないのかもしれません?
ただ現時点の経験値で気づいたことは健康な人ほど健康を意識していないということです。
体調を崩したり不調を経験することによって健康に対する関心が深まっています。
健康が○で不調が×ではなく不調が健康を意識するように教え、健康が不調にならないよう維持させることを教えるどちらもありがたく體が語っています。
健康でいるためには、まず體の声を聞きましょうということぐらいが大事だと今のところわかっただけでした。
素材に真直ぐにで「素直」にでどうでしょう。
なんか上手いことを言っているようですが言うのは簡単、行うのは難しいわけで、
僕自身の心がけであります。


統合医療の第一人者アンドリュー・ワイル氏の著書「癒す心、治る力」から

健康とはものごとの自然な疾序のことであり、自己の生命を賢く制御した人にあたえられる無条件の属性であると書かれています。
また医学の最も重要な機能は、人に「健全な身体に宿る健全な精神」を保障してくれる自然の法則を発見し、
それを人々に教えることにあると書かれています。

# by newflavor | 2010-09-04 12:35

舞樂 11

「理」

自身の媒体としての體の存在も、ダンスそのものの存在も大きな愛を感じられ、愛の果ては宇宙へたどり着く、自然はいつも陰と陽で相対するものと、それをつなぐ3つの働きによって成るもの。
その自然の理を自身に当てはめ、體を自らの意思によってあるべきように建築してみると、その建築のノウハウをあらゆる創造行為に応用できることが分かりました。
そもそも體も自然物であるため、理想的な人体の法則や體の空間認識ができれば他の万物に共通するはずです。
武術家の日野晃氏もこれほどまでに精妙にできた人体に勝る建築物はないと言い、建築の技術や知識もなかったそうですが、それはとても自作には思えないほどの立派な日野武道研究所を建てられておられます。
あらゆる創造行為や芸術は自然の理に精通しているのでしょう。
ダンスの樹を育て続けてここまで沢山のことを経験し学びました。
ダンスから體へ、體から宇宙までダンスの樹の枝は興味や好奇心と共に広がっていき、おかげさまで今では人の身体をケアさせて頂いたりもしてます。
たまにあれ?俺はダンサーだよなぁ?なんて思うときもありますが型には収まらず学んだことをもっといろんな方面へ広げていけるダンサーの可能性にワクワクしています。

# by newflavor | 2010-09-04 12:32

舞樂 10

「舞道」

数十年ダンスの道「舞道」を歩き続けてきた間、ダンサーのあるべき姿やダンスのあり方など、その時々に変化しながらもこだわりこだわることで良くも悪くも学ぶものがありましたが、こだわりを捨て純粋にダンスと向き合えたとき、こだわりから見えなくなっていたものが見えてきました。
それはダンスの懐の深さです。
奥ゆかしいダンスからかる~いダンス、芸術的ダンスから娯楽的ダンス、自分のために踊るダンスから人のために踊るダンス、運動としてのダンスから表現としてのダンス、本当に様々なダンスがジャンルを問わず存在してます。
酔っ払いのオヤジが頭にネクタイ巻いて踊っているのもまぁ..ダンスです。
そんなすべてのダンスを否定せず、肯定し受け止めていくダンスそのもののあり様は、まるで世の中のすべてを許し受け止めている宇宙のようです。
全てのダンスを愛せる、これが本来あるべきダンサーの姿を示しているように思えるようになりました。
おぉ~ちょっと成長したなぁ~でも...そんなに寛大になれるかなぁ?
すべてを愛せるかなぁ?好みが激しいからなぁ?頑固だしなぁ?
やっぱりまだまだだなぁ...(笑)
などと楽しんで、日々修行であります。
そんな僕でも自分で変わったなぁ~っと思うとこもあります。
思春期はあまりおとなしい子供ではない方で、虚勢を張った勘違いした強さを振りかざしていたタイプでした。
目が合えば睨み返し、肩があたればすぐもめる、足を踏まれれば呼び止めるなど若かった!
お恥ずかしい...両親に心配をさせてきたタイプです。
この場を借りてすいませんでした。
ダンスに惹かれたのも、そもそもダンスそのものより、NewYorkのスラム街で生まれた文化になんというか、黒人の悪さというか、危なさというか、黒さというか、ダンサー達から発する空気感や生活の匂いに惹かれてダンスは始まりました。
裕福な国で育ったことの反動か?ないものねだりでしょう!
アメリカにおける黒人の歴史をHipHopの文化を通じて学ぶほどに、好きでそんな暮らしをしてるわけではない現地の方たちには、本当に申し訳ない無礼者だったことに恥ずかしくなったことを覚えています。
海外生活や、その後の體との向き合いから体験は外的なものであると同時に内的なものであり、自分とは別の存在が関与している事実からすれば体験は外的なものですが、一方自分の内面の状態が直接反映される点においては内的なものであることを理解し、そのいずれかを変えることで体験は変容することを学びました。
そんな今は脚を踏まれたら自分が踏ませてると自然に思うようになりました。
我ながら変わったなぁ~っと思います。
そんな変貌を横で妻がおもしろがっています(微笑)
舞を学ぶ、舞から学ぶこと「道」は人間工学のようなものです。
日本には茶道、華道、武道など道のつく文化がたくさんあります。
そんな文化が栄えていたころの日本国は、素晴らしい人づくりがなされていたのではないでしょうか?

# by newflavor | 2010-09-04 12:27

舞樂 9

「宇宙」

私たちの體は前文にも書いたように筋肉や骨、臓器、血液はおろか細胞一つまでも自分の意志とは無関係に體という生命エネルギー体を、ほどよく育み生きるために常に働いています。
それぞれの働きの集まりが私であり、それぞれの私の働きが社会で、さらにスケールを大きくしていくと国へ、星へ、宇宙へと繋がっていきます。宇宙からの視点でみたら我々は小さな細胞一つの働きのようなものでしょう。
きっと、どんな事柄でさえ宇宙を育むための働きになっているのでしょう。
すべてを許している宇宙の愛の中で、時に人間は癌細胞のようにもなり経験し愛され育んでいるのでしょう。
自然物である體の細胞一つの働きを知れば、我々は大きな宇宙の一部としてどう働くべきなのか?
こころを学べます。
情報、知識は伝えられますが、経験に教わり実感し体得します。
考えるのではなく感じれば、自然物である體が教えてくれているのでしょう。
「Don't think! just feel!」とブルースリーもいっております。
アッチョ~

# by newflavor | 2010-09-04 12:19