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魂宮時

舞樂33

「気づくべきこと」

あなたの前にコーヒーがあります。

あなたはコーヒーを飲むために太ももの上にあった手をカップに伸ばします。

手はカップまでの空間をラインを引くように動いていきますが、あなたの意識は点から点へ瞬時に移

動してしまうのではないでしょうか?

つまり身体の動きにはプロセスがあるわけですが意識はプロセスなく移動してしまう。

意識と身体との間にギャップがあるのです。

このギャップの差が大きい人ほど、身体は疲れやすくこころは落ち着かなくなります。

体や意識が楽になるためにはこのギャップが小さくなる必要があります。

つまり動きに対する意識、プロセスを感覚出来る感性が必要である。

道體術ではこの感性を磨く稽古を重要に行っています。

運動そのものの分析や指導だけでは精神的な動物としての人間、その人間の精神の有り様としての

動きを見ることは出来ないし、運動や動きをただの体操的運動として捉えられても、感情や思いの

現れとして身体運動をするダンスや日常的動作を捉えることは出来ないという事になる。

この点は充分に理解しなければならない事であり、もっとも困難でもある。

それだけ人間は複雑であり、単純なロボットとは異なる部分でもある証だ。

さらにいえば一人一人がさらにまた違うのである。

指導者や療法士は、この点を充分に踏まえ指導、治療にあたらねば誰にでも同じよに処方してしまう

薬となにも変わらないのである。

by newflavor | 2011-04-05 23:14
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